2025/01/09

源泉が差し引かれていなかった話

松の内も過ぎましたが、あけましておめでとうございます。
今年の目標とかも、さして定めないまま年が明けてしまったのだけど、ともかく目の前のお仕事を確実に進めていきたいと思います。

さて、それはさておき、実は年を越してしまった問題が一つありました。
昨年末に、あるお仕事に対するお支払いがあったのですが、源泉が差し引かれない金額で振り込まれていたのです。このことを、お支払いの連絡があったときに、私がすぐに気づかなかったのが事の起こり。
確定申告に備えて年末に帳簿を整理していて「あれ?」となったのだけど、既に先方は仕事納めをされており…。年が明けてから連絡するしかない状態になってしまいました。
そんなわけで、年明けを待って、かくかくしかじかで…と問い合わせをしたところ、「それでは源泉の分を返金してもらえないか」というお返事をいただき、別にそれには異存はないので、すぐに振り込みで返金しました。
ただ、困ったのが、支払い自体は2024年の話、源泉分を返金したのは2025年の話、ということで、年をまたいでしまった。これは会計処理としてどうすればいいんだ…。確定申告も近いというのに。

というわけで、税務署に相談に行きました。
で、ご回答に曰く、もうそれはどうしようもないので、事象の起こった日付のママで、別段特別な処理をする必要はないとのこと。先方からの支払調書に基づいて、確定申告のときに記載をすればよいというお話でした。
まあ、銀行の口座にはここらへんの出入りの記録はされているわけだし、日付を動かせるわけもなく、ありのままに申告するしかないということですね。

ちょっとおもしろかったのは、税務署でこの件を説明していたら、署員さん(おじさん)の興味の向け方が、途中からわりと明確に変わってきた(ように感じられた)ことで…。やはりめったにないような事例だったためかと推測される笑

こんなこと、再び起こるとは思わないのだけど、念のために備忘録として記しておこうと思います。

『十訓抄』一ノ十四の補足

『十訓抄』一ノ十四 は、「日本古典文学全集(以下、古典全集)」の頭注に基づくと、この逸話に登場する人物の身元がある程度特定されるようなのですが、それぞれの人物に関する情報がほとんど見つからないので、こちらでまとめて補足とさせていただきます。 ●登場人物 ・花山院のたれとかや・頭中...