とにかく「(DTPの)オペレーターを迷わせないように」と上司から言われたことを、ずっと心に留めています。
オペレーターさんを信用していない、ということではないのだけど、「たぶんここは特に気をつけて指示を入れないとうまくいかないだろうな…」と予測できるポイントが必ずあって、そういう箇所は似たような構成のページだとかを参照元として示して、「ここと同じようにしてください」ということを伝えて、一種の危険回避を行うようにしている。
こういう「ここうまくいかないだろうな」という予測は、経験によるものなのだろうか。自分もそれなりに長いことこの仕事をしているので。ところが、同じポイントに対して、「ここまで指示入れなくても大丈夫だろう」と甘く見て、却って手間を増やす方が世間にはいらっしゃるみたい。いや、具体的な事例を書くとアレなので書きませんが。
まあ「これで伝わるだろう」が伝わらないことは自分も多々あるので他人のことを偉そうに言えるクチではないのですが、「(DTPの)オペレーターを迷わせない」が、私がこの仕事をしていくうえでの指針のひとつであり続けることは確かです。