2024/11/17

新しいお仕事というか告知

この度、一部執筆に加わった書籍が刊行される運びになりました。

↓ 

『読んで、感じて! 古典みゅーじあむ』(文学通信)

https://bungaku-report.com/koten-museum.html


くらし、とか、たべもの、とか、ことば、とか、さまざまなテーマを切り口に、関連する古典作品の一節を紹介しつつ現代との結びつきに触れてみたり、しています。

私は第2巻の「たべもの編」と第5巻の「もののけ編」の一部を執筆させていただきました。

古典作品と言うからには、『源氏物語』とか『枕草子』とか、平安時代の王道の(?)作品も多数フィーチャーしているので、大河ドラマで平安時代をがっつり描いているうちに間に合ってよかったです笑

でも江戸時代の作品も含まれているので、来年の大河もカバーしていると言ってもよいですね、うん。

ドラマの影響でもなんでもいいのだけど、古典作品に興味を持った方、むかしむかしの風俗や慣習などをのぞいてみたい方などなど、気楽に読んでいただける内容かと思うので、ページをめくっていただけると幸甚です。


編著者の根来麻子は大学時代に国文コースで机を並べた間柄で長年の友人でもあり、一方で、研究の道をちゃんと歩んでいる人です。なので、しがないフリーランスの教材編集者にすぎない自分がそんな彼女と名前を連ねるのは、よくよく考えたら大それた話だな…と思ったりもする。それに、自分の本分は裏方に徹することだと思って普段仕事をしているので、今回のように大っぴらな「執筆者」として表に立つというのは不慣れで、ちょっと迷いもありました。が、文責というものもあるかと思いますので。

なかなか滅多にない機会をいただき感謝申し上げます。自今はこれまで通り裏方の立場でひっそりとお仕事をしていく所存です。


ともかく。繰り返しになりますが、『古典みゅーじあむ』全5巻が、できるだけ多くの方の目に触れて、古典の世界の扉を開くきっかけになればうれしいなと願っています。

2024/08/07

更新しました

PC不調事件も一応落ち着き、サイトの更新も再開しました。
『枕草子』に出てくる人物はひととおり網羅したはず…なので、次は『十訓抄』です。
わーい説話♪(趣味に走る)
『枕草子』のほうにも補足したいことがあるので、追い追いこちらのブログのほうに記そうと思います。

2024/07/16

更新できません(泣

現在使っているデスクトップPC、2年ほど前に購入したものなんだけど、酷使に耐えかねたらしく不具合を起こし…原因を特定してもらうために業者に預けたところ割と重篤な感じらしい。
そんなわけで、その業者に預けてた期間もあったりして、古典名鑑のほうの更新が滞っております(泣
ただでさえ仕事が混んでるのにさー。なんでこんなタイミングでPCが…。
しかし「酷使に耐えかねて…」っていうくだり、我ながら覚えがあると思ったら、プリンタの話のときでした()

PCは近々に修理に出して(保証期間だったのが不幸中の幸い)、落ち着いたらまた更新していけるはず。ぼちぼち『枕草子』の項も終わりが見えてきたので、次の作品に移る準備もしなければ、と思ったりしてます。

2024/05/26

迷わせない

校正戻しに赤字を入れる際に、簡潔かつ的確に修正内容を伝える必要がある、ということを、編プロ時代に教わった。組版所に入稿原稿を送るときも同じことで、いかにわかりやすく伝えるか、が大切だと思っています。
とにかく「(DTPの)オペレーターを迷わせないように」と上司から言われたことを、ずっと心に留めています。

オペレーターさんを信用していない、ということではないのだけど、「たぶんここは特に気をつけて指示を入れないとうまくいかないだろうな…」と予測できるポイントが必ずあって、そういう箇所は似たような構成のページだとかを参照元として示して、「ここと同じようにしてください」ということを伝えて、一種の危険回避を行うようにしている。

こういう「ここうまくいかないだろうな」という予測は、経験によるものなのだろうか。自分もそれなりに長いことこの仕事をしているので。ところが、同じポイントに対して、「ここまで指示入れなくても大丈夫だろう」と甘く見て、却って手間を増やす方が世間にはいらっしゃるみたい。いや、具体的な事例を書くとアレなので書きませんが。

まあ「これで伝わるだろう」が伝わらないことは自分も多々あるので他人のことを偉そうに言えるクチではないのですが、「(DTPの)オペレーターを迷わせない」が、私がこの仕事をしていくうえでの指針のひとつであり続けることは確かです。

2024/04/20

新しいお仕事

株式会社新学社様小学ポピーの「差がつく!発展プリント」を担当させていただきました。
こちらのサイトの下の方
1・2年の国語です。原稿執筆・編集と、イラストも描かせていただきました。
↓そのうちの一部。読解問題の素材文の内容に合わせた挿画です。











それぞれのご家庭でダウンロードする用のプリントということで、そういう需要もあるんだなあと思った次第です。
でも、基本の学習内容にプラスしてもっと勉強したい(させたい)という要望があるのであれば、こういう形での教材の提供のしかたというのは理にかなっているなあと感じます。

新しいお仕事というか告知

この度、一部執筆に加わった書籍が刊行される運びになりました。 ↓  『読んで、感じて! 古典みゅーじあむ』(文学通信) https://bungaku-report.com/koten-museum.html くらし、とか、たべもの、とか、ことば、とか、さまざまなテーマを切り口に...